今日の姿勢評価は、10歳のときに当クリニックで治療を開始した女の子のものです。この患者さんはS字型の脊柱側弯症で、当初は脊柱上部のカーブが25度、腰椎のカーブが35度でした。この患者さんのお姉さんはすでに標準型ボストン装具による治療を経て、前年に側弯症の外科手術を受けていました。ご両親は下の娘さんが手術を受けることを防ごうと心に決めていました。Dr. ケビン・ラウの非外科的脊柱側弯症治療を試すためにお母さんが娘さんを連れてこられたのはそのためです。
数年間、この患者さんは脊柱側弯症療法とScolioAlign 3D装具の夜間着用を実行しながら、定期的に評価を受けてきました。病院での6ヶ月ごとの評価のたびに、この患者さんの脊柱側弯症は改善していました。その後、成長期で急激に身長が伸びたにもかかわらず、私たちは患者さんの側弯症をコントロールし、悪化を防ぐことができました。最近のレントゲン写真によると、脊柱上部のカーブは19度、腰椎のカーブは26度でした。いったん成熟期に達したら、外科手術を避けられると私たちは確信しています。
脊柱側弯症は急速な成長期に進行する可能性が高く、そういう状況においては側弯症を安定させることが矯正(重要ではありますが)よりも優先されます。私たちを信頼してくださり、他の人たちを助けるために自分たちの体験談を公開することを許可してくださったご両親に感謝いたします!