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症例 61: 男性、13歳

治療前と治療後のX線画像 61今日はシンガポールにあるインターナショナルスクールで学んでいる13歳のアメリカ人の男の子の治療結果をご紹介します。この患者さんのお母さんは息子さんの姿勢が猫背であることに気づいていましたが、息子さんはサッカーをしたあと痛みを訴えました。

Dr. ケビン・ラウとの第1回目の診察でレントゲン撮影を受けたところ、軽度の脊柱側弯症があり、体が左側に傾いていることが判明。悪い姿勢と側弯症に対処するため、治療とエクササイズを続けることになりました。弯曲が軽度でしたので装具治療は処方せず、日常の活動を妨げないように努めました。

治療後のレントゲン写真によると、側弯症がなくなり、脊柱がもっとまっすぐになっていることが判明しました。レントゲン写真ではわからないことですが、この患者さんは姿勢が改善され、背中を丸めることなくまっすぐに立っていますし、サッカーのあとで痛みを訴えることもなくなりました。

側弯症治療に成功する可能性を高めるためには、早期治療がカギとなります。患者さんの側弯症が重症であるほど、治療は難しくなります。