重度の脊柱側弯症の患者さんのすばらしい治療成果をご紹介します。この患者さんが90度の側弯症を抱えて始めて私のところにやって来られたのは、まだ12歳のときでした。この患者さんの症状を再検討している他の病院が出した経過報告書と最新のレントゲン写真によると、弯曲が82度に軽減されたことがわかります! 脊柱側弯症の治療は病状の進行度合いが進むにつれてむずかしくなりますが、今回の結果は、私のクリニックで行われた治療とScolioAlign 3D装具の着用とを、この患者さんが根気よく、一生懸命つづけられたことを証ししています。一般的に病院の専門医たちは、他に打つ手は「何もない」として、45度以上の患者さんに外科手術を勧めます。しかし必ずしもそうではないということを、この患者さんや、私のクリニックを訪れるその他の患者さんたちの治療結果が証明しています。
娘さんの医療報告書とレントゲン写真を掲載することを許可してくださったお母様に感謝いたします。