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症例 23: 男性、17歳

Xrays-before-and-after-23-JPこの17歳のシンガポールの少年は、地元の病院の専門医が処方した装具を何年もの間使用してきましたが効果が得られなかったため、私のところにやってきました。すでに1年間、カイロプラクティック・ピラテス・理学療法など、さまざまな治療法を試してきましたが、いずれもこの患者さんの脊柱側弯症の進行を止めることはできませんでした。患者さんが感じているいらだちと、今度も治療に失敗するのではないかという恐れとを理解したうえで、私は3ヶ月間の短期プログラムを勧めました。私が治療しているすべての患者さんと同様、この患者さんも側弯症をモニターする目的で治療前と後とのレントゲン撮影を行いました。嬉しいことに、3ヶ月前は35度だった下のカーブが今では19度まで軽減しています。最大の治療成果を得るためには、できるだけ早期に適切な治療を受けることが大切です。残念なことに、患者さんの大部分は専門医から外科手術が必要だと告げられて初めてDr. ケビン・ラウのクリニックにやってきます。50度以上のカーブも改善することが可能ですが、矯正がずっと難しくなります。ですから最初に脊柱側弯症と診断されときに速やかに行動し、できるだけ早く治療を開始するようにしましょう。