images1

記事

症例 20: 女性、14歳

Xrays-before-and-after-20-JP下のレントゲン写真は14歳の少女のもので、治療開始後6ヶ月で撮影されました。この患者さんはScolioAlign 3D装具を処方され、1週間に1度通院してDr. ケビン・ラウによる治療を受けてきました。 その結果、装具をはずした状態で上のカーブが29度から20度に、下のカーブは25度から0度に減少しました! この患者さんは処方された脊柱側弯症エクササイズを忠実に実行し、過矯正型装具を常時着用していました。これは、脊柱側弯症は早期発見が重要であること、また外科手術が必要になるほど症状が悪化するまで待つよりも早期に治療を始めることが大切であることを示しています。残念なことに、軽度の脊柱側弯症に対する医師の一般的な勧めは「経過観察」―私が決して同意できない治療法です。予防は治療よりもカンタンですから、脊柱側弯症は進行度合に関わらず積極的な処置をとるよう患者さんに勧めていくべきです。