脊柱側弯症は治すことができないと、ほとんどの医師はあなたに告げるでしょう。今日ご紹介する結果は、外科手術を行わずに側弯症を矯正できることを証明しています。このすばらしい結果は、6年前から当院でケアを開始した11歳のインド人の女の子のものです。この患者さんはScolioAlign (スコリオアライン) 装具を処方され、2017年に集中側弯症プログラムを受けたあと、自宅療法を続けてきました。
新型コロナ禍のため、この患者さんは装具の取り替えができず、2年前にサイズが合わなくなりました。今年国境封鎖が解除されたあと、新しい装具を入手するためシンガポールへやってくることを計画されていました。しかしレントゲン写真を撮影したとき、この患者さんの背骨はまっすぐになっていたのです!その結果、15度だった上のカーブと25度だった下のカーブが0度にまで軽減され、実質的に側弯症ではなくなりました。この不可能に思える成果を達成した患者さんを私たちは誇りに思っています。