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シュロスベストプラクティス

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シュロス法とはどういったものですか?

“シュロステクニックを学ぶことは脊椎側弯症に向けた特有の背中を矯正するための学校に通うようなものだと言えます。この治療プログラムには、呼吸法を含めた姿勢矯正に有効である可能性があるすべての方法が含まれており、それによって患者自身が自ら姿勢矯正を促進できるようになることを目標としています。”
– クリスタレーネルトシュロス Christa Lehnert-Schroth (1992)

シュロス法とは、手術をしない理念の基に、脊椎側弯症を改善するための特定の運動を背中のカーブパターンに合わせて行う治療です。脊椎側弯症のためのエクササイズは従来からある運動法とは 異なっており、シュロス法には、回転角呼吸(RAB)として知られている回転呼吸と呼ばれる独自の矯正呼吸法が含まれています。脊椎側弯症の患者は、それぞれ独自の背中のカーブを保持しているため、シュロス法を取り入れることにより、胴体の脱屈曲および脱回転を行い、背中をより正常な状態に戻すことを目標としております。

脊椎側彎症のためのエクササイズについて聞いたことがある方は、運動法を取り入れることにより、脊椎側弯症は簡単に改善できるものであると思われるかもしれません。しかし、それは、完全に、この運動法をマスターすることが出来た場合にいえることであり、またこの運動法を取りいれる際、知識と経験のあるシュロス法の専門家によって指導されることが最も重要であるといえます。最新の進化を目指したシュロス法、シュロス ベスト訓練法に焦点をあてて指導を受けることにより、患者は、生涯を通じて、健康管理に必要なスキルを学ぶことが出来、日常生活の中に、このスキルを取り入れることが可能となります。シュロス法を学ぶ人々にとって、ここで得られるメリットは大変心強いものとなるのです。

シュロス法について

シュロス脊椎側彎症に向けた特定の運動法では、身体のコア(芯)と胴体に焦点をあてますが、実際のところ、最初は足や骨盤から運動を始めます。この運動法では、三次元のポイント(適切なセットアップ、カーブパターン、運動始め時の回転呼吸法などを含む)に焦点をおき脊椎を矯正します。また、このテクニックは、発案者であるキャサリーナ スロシュ (Katharina Schroth )によりドイツにおいて、90年以上も前に開発されました。

簡単に表現するとシュロス法の目的は、矢上面、前面、側面などの角度から脊椎を矯正することといえます。これらの矯正は、脊椎および胸郭に脱屈曲、および脱回転、伸長 などの動きを加えることによって行われます。患者は、新しく形成された姿勢を維持することで、背骨の周りにある筋肉組織が強化されることを学ぶことが出来るのです。ここでの目的は、背骨のバランスと安定性を維持することにあります。

脊椎を矯正するために、この方法を継続して行うことが、脊椎側彎症の問題に対処し、改善することにつながるのです。 また、シュロス法を学び、この方法の訓練をすることによって以下の効能が得られる可能性があります。:

  • 青年期における脊椎側弯症の症状を食い止め、潜在的な症状の促進を緩和
  • 脊椎の脱回転
  • 肺機能の改善
  • 胸部拡張の改善
  • 外観的な姿勢の改善e
  • よりバランスのとれた姿勢を維持
  • 現時点において痛みがある場合の、痛みの緩和および消滅
  • 脊椎側弯症に対してエンパワーメントを発揮する要素と (これらの価値を過小評価するべきでは、ありません。)患者によるコントロールが出来ない状態を制御する機会の発生

シュロス法は一人一人に合わせたユニークな方法です。

Schroth Method Exercise
シュロス法エクササイズ

シュロス法はユニークな方法であるため、グループでの指導は行わず、患者一人一人に焦点をおき指導をしております。シュロス脊椎側彎症エクササイズには様々な運動法があります。それぞれの運動法は医師の判断により、患者個人のカーブパターンに効果があるとされる運動が選択されます。ですから、適切な判断ができる医師と適切なプログラムを選択することが大変重要であるといえます。たとえ、同じようなカーブパターンを持たれた患者が存在したとしても、全ての患者の状態に合う運動法は存在しないのです。つまり、臨床現場での経験が豊富である医師による適切な決定が大変重要になってくるのです。また、患者の様々な異なる痛みや姿勢を考慮することも重要な点となります。

また患者には、各エクササイズを行う際、脊椎を左右対称に再構築するという理念を持っていただき、精神的にも身体的にも集中されることが要求されます。

シュロス ベスト訓練法Schrothによりシュレス法をさらに発展させることが出来るので、このアクテイブな3D自己矯正運動を毎日、活動する際に取り入れることによって、最適な姿勢をコントロールし、意識改善を行う方法を学ぶことが出来るのです。

一般に、脊椎側弯症の症状をお持ちの患者は、背骨に沿った筋肉が反対側で不均衡になっています。 患者はシュロスエクササイズをすることで、背骨の凸面側の筋肉を短くし、背骨の凹面側の筋肉を長くすることを学ぶことが出来るのです。また患者はシュロス回転呼吸法を学ぶことにより、胴体の凹面に向けて呼吸することも学ぶのです。 そして、この呼吸法を取り入れる際、吸入段階の後で、安定した状態といえるシュロス法における呼気段階が続きます。 この安定化の状態により、さらに安定した状態で脊椎を調節(3次元を基点として)することが可能となり、このとき患者は矯正された脊椎の位置を感じることができ、どのように姿勢を維持するべきであるのかを認識することが出来るのです。

このエクササイズを始めた初期の段階では、脊椎の周りにある筋肉組織のバランスを元に戻すことは、決して簡単なことでは、ありません。 実際、この治療を取り入れる際、医療従事者と患者の両者に献身的な態度と忍耐力が要求されますが、何度も訓練を繰り返すことで、次第に、簡単にできるようになっていくのです。またドイツでは数十年間に渡り、シュロス法が入院中に指導されており、またあらゆる理由により、没入法などのトレーニングも取り入れられてます。外来患者においては、シュロス法を短期間に学ぶことによって得られる成果が明らかに大きいことが結果として出ています。特に、青年期の患者において、短い期間で全ての概要を学んだ際に、全体像を容易に理解できたとの結果も出ています。 また、更なる利点としては、成長過程における脊椎側弯症の促進をとめるためのスキルを身に着けることが出来ることです。 – 時間が重要であるときは、なおさらです!


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    Dr Kevin Lau D.C.

    カイロプラクター博士
    ホリスティック栄養学修士

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