胸椎の過後弯(所謂せむし)は、胸椎が前方に湾曲している状態のことを意味します。
すべての年齢の人々が影響される可能性があり、前かがみの姿勢になるなどの症状が見られます。しかし、過度な後弯の原因は人によって異なります。
人間は皆脊柱に生理的弯曲があります。しかし「背中の丸み」が45°以上の場合、過度な後弯(hyperkyphosis)状態であると判断されます。
胸椎の過後弯の症状:
•肩こり
•腰痛
•背中の上部分が湾曲しているように見える
一般化することはできませんが、胸椎の過後弯を持つ一部の患者は、疲労などの症状を訴えます。こういった症状は患者が自分に自信がもてないなど、社会的ストレスを含むあらゆるストレスで悩む原因へとつながります。
胸椎の過後弯の原因
胸椎の過後弯の最も一般的な原因
•間違った姿勢 – 椅子にまっすぐ座ることができず、よく猫背になっている人は数年後に胸椎の過後弯につながることがあります。
•ショイエルマン後弯症 – 椎体が適切に成長せず、主に若者に影響を及ぼす病です。胸椎の過後弯につながる可能性があります。
ショイエルマン後弯症についての詳細
•先天性疾患 – 赤ちゃんの背骨が子宮内で適切に発達しない場合に発生します。 新しく生まれた赤ちゃんに胸椎の過後弯を引き起す場合があり、子供が成長するにつれて症状が悪化します 。
脊椎の外傷、栄養欠乏を含む他の要因も胸椎の過後弯を引き起こす可能性があります。
胸椎の過後弯の治療
胸椎の過後弯の治療は原因によって異なります。 最も一般的な治療法は下記のとおりです。
•理学療法
•体幹ギプス
•手術治療
当クリニックでは、上記の方法で胸椎の過後弯で悩んでいる患者さんを対象に治療を行っております。 治療を通して胸椎部の円背角度を減少させ、脊柱の視覚的外観を改善するのを目指しています。 さらに、この治療法は痛みやこりからの苦痛を和らげることができます。 また、患者が外科的治療を避け、当クリニック独自のエクササイズを通して脊椎湾曲を矯正できるよう努力しています。
ケビン・ラウ博士の治療法についてもっと詳しく知りたい方は当クリニックまでお気軽にお電話で予約をお取りください。